1981-03-18 第94回国会 参議院 予算委員会 第12号
○秦野章君 最高裁の三十九年の判決の中で、斎藤裁判官の補足意見ですね、これは合憲判決でございますけれども、これ、非常にいいことを言っている。つまり、多数意見が、議員定数と人口数との不均衡の極端な場合には違憲問題を生ずると説いているという点について、これを批判している。
○秦野章君 最高裁の三十九年の判決の中で、斎藤裁判官の補足意見ですね、これは合憲判決でございますけれども、これ、非常にいいことを言っている。つまり、多数意見が、議員定数と人口数との不均衡の極端な場合には違憲問題を生ずると説いているという点について、これを批判している。
そうすると、このうちで刑事事件をお扱いになったであろうと思われる、これは弁護士をやった方でございますが、弁護士出身の裁判官、それから刑事事件を扱われた検察官または裁判官、これをあげてみますというと、真野裁判官、小谷裁判官、島裁判官、斎藤裁判官、谷村裁判官、小林裁判官、本村裁判官と、この七人の方が刑事の経験のある裁判官であられる。
ただいま斎藤裁判官からも申されましたように、事件によつてはどうしても現在の起訴前の勾留期間ではまかない切れない事件がこれは確かにあるので、私は机の上で反対されている一部の方たちでも、実際の場合にこの勾留期間でまかなえない場合があるという事実は認めておられるだろうと思うのであります。